名寄本線

名寄本線は宗谷本線の名寄駅から別れ、石北本線の遠軽駅に接続する本線と、中湧別駅から湧別駅までを結ぶ
支線でなっていました。

営業キロ143.0`の路線でしたが、1989年に廃止されました。特定地方交通線の中で唯一、廃線となった“本線”
でした。

上興部と一ノ橋間の双方には、25‰の勾配が続く「天北峠」があり、9600の専用補機が1両充てられていました。
しかし、上り重連列車は午前中と夕方の2本しかなく、撮影効率の大変、悪い路線でした。

上興部には、当時としては珍しい(?)蒸気と人力で回すターンテーブルが存在していました。