さようなら江差線 78年の歴史に幕
           2014年5月11日 最終運行 


JR江差線の木古内〜江差間、42.1キロが1936(昭和11)年11月10日の全線開業から78年、5月11日の運行で廃止され
た。長年に渡り、地域住民の足として活躍してきたが、利用客は年々減少。2016年3月に開業予定の北海道新幹線新函
館(仮称)の開業に伴い、五稜郭〜木古内間は3セクに転換されるため、木古内〜江差間の廃止が決まった。

北海道に「新幹線時代」は到来するものの、木古内〜江差間の廃止は檜山圏にとっては痛手。廃止が決定してから檜
山振興局を中心に、沿線の商工会が今後の対応を急いでいる。

道内での廃止は深名線以来、19年ぶりのこと。

122Dを使い、木古内、湯ノ岱、江差の各駅で「さようならセレモニー」が11日、行われた
5月11日11時48分、木古内駅で


DE10形プッシュプルの「さようなら江差線号」(江差方からDE10 1737+スハフ14 505+オハ14 526+ヨ4647+DE10 1690)
5月10日 江差〜上ノ国間で

回9139Dが江差駅のホームを静かに離れると、大きな拍手と共に江差線は78年の歴史にピリオドを打った
5月11日22時22分、江差駅で