さようなら江差線 78年の歴史に幕
2014年5月11日 最終運行
JR江差線の木古内〜江差間、42.1キロが1936(昭和11)年11月10日の全線開業から78年、5月11日の運行で廃止され
た。長年に渡り、地域住民の足として活躍してきたが、利用客は年々減少。2016年3月に開業予定の北海道新幹線新函
館(仮称)の開業に伴い、五稜郭〜木古内間は3セクに転換されるため、木古内〜江差間の廃止が決まった。
北海道に「新幹線時代」は到来するものの、木古内〜江差間の廃止は檜山圏にとっては痛手。廃止が決定してから檜
山振興局を中心に、沿線の商工会が今後の対応を急いでいる。
道内での廃止は深名線以来、19年ぶりのこと。