津山線 岡山⇔法界院 法界院⇔岡山
鉄道において、一駅区間のみ営業する列車、または折り返し区間の短い列車のことを「チョン行」と呼んでいます。
正式には“小運転列車”という大変、格調高い名称が付けられていますが現場では、正式名称で呼ばれることは稀だったようです。
「チョン」とは「ちょっと」、という意味があるそうですから言いえて妙なネーミングだと思います。
コレクションの津山線の「チョン行」サボは、岡山⇔法界院間の相互式。たったひと駅、営業キロは僅か2.3キロの短さです。
このサボが使用されていたと思われる1950年当時の時刻表を繰って見ると、上下たったの一本づつしか運転されていませんでした。
それなのにこんな立派なサボが存在していたことに感激すると同時に、“国鉄”の列車に対する愛情をも、感じさせてくれます。
JR移行後、普通列車の運行距離はダイヤ改正毎に短くなるきらいがあり、目的地によっては数回もの乗り換えを強いられ、ぶつ切れ状態の
感があります。車輌運用の効率なども関係あるのでしょうが、これらの「チョン行」は改善してほしいものです―――。
・距離 岡山―法界院 2.3キロ
・開通 明治41(1908)年・6・20
日本交通公社発行 昭和25(1950)年10月号 時刻表より
昭和61(1986)年6月1日現在 最新鉄道地図より